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2014年9月17日 (水)

厚生労働部会長退任挨拶

 丸川珠代です。

 この度、厚生労働部会長の任を解かれることとなりました。一年にわたってこの職を務めることができましたのも、多くの諸先輩方始めご指導を頂いた皆様のおかげです。あらためて深く感謝申し上げます。

 部会での議論は原則非公開であり、活動報告としては十分にお伝えできませんでしたが、国会で未成立のものも含め、二十六本の法案を、部会として仕上げることができました。一年間、政策の決定プロセスに関わらせていただき、あらためて、一面的に断じることができない厚生労働政策の複雑さを、身に染みて学び、考えさせられました。

 ステークホルダーの合意形成の元に進まなければならない様々な制度の改革は、えてして漸進せざるを得ません。十人のステークホルダーがいれば、十通りの意見があります。しかも厚生労働分野においては、受益には負担、つまり保険料や自己負担、拠出金など目に見える負担が伴います。仮に“決める”ことは一刀両断にできても、“実現する”ことは容易ではありません。

 一方では、超高齢化と人口減少、そして財政制約が、常に私たちの後ろをあおっています。解決すべき目の前の課題は山のようにありますが、今から10年後、20年後を構想することにも力を注ぎたいと考えています。 制度や政策の変更は、大きな舟の舵を切るようなものだと思います。切ってからすぐ向きが変わるわけではありません。変化のスピードを見計らいながら、この時代を生きる私たちが今やっておくべきことを成し遂げたいと思います。

 これからも引き続き、ご指導、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

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